12月3日(水)、PTS(Parents・Teachers・Students)座談会 が開催されました。この座談会では保護者・教員・生徒が一つの場に集い、日頃感じている思いや課題を率直に語り合う場となっています。今年は、令和7年後期生徒会執行部が中心となって運営にあたり、和やかな雰囲気で行われました。
今回のテーマは 「自分らしさ」。各班では、「学校で自分の個性を出せる場はどこか」「自分の趣味やこだわりをどのように大切にしているか」「校則や制服と自分らしさとの両立」など、3つの班に分かれて多角的な視点から活発な意見が交わされました。
ある班では、自分らしさは、個性そのものを指すだけではなく、人との関係におけるコミュニケーションのとり方であるといった意見や、様々な立場において、自己肯定感が上がることで、他人にもより良い影響となることに気づいた、一生の課題であるとの意見がでました。
参加者からは「率直に話し合える機会の大切さを改めて感じた」「立場を抜きにして、話し合うこの機会は貴重だ」などの声も聞かれました。
事後アンケートから(一部抜粋)
・自分らしさを表現するにあたり、自己表現力及びこれからの人生においての環境によって変化するものだと考えました。死ぬまで考えます。(保護者)
・普段、面と向かって話すことがないので、色々な生徒さんや先生達の考えを聞けて良かったと思います。2年生がメインだったので3年生とも話をしてみたかったです。(保護者)
・自分らしさとは?個性のことと思っていたけれど、それだけではなく自分を好きと言えることだと気づかされ皆さんの言葉ひとつひとつが胸に響きました。(保護者)
・活発に意見が出ていてとてもいい座談会でした。2回目、3回目があってもいいと思いました。(教員)
・立場を抜きにして話し合え、良かったです。どういう立場であれ、思い悩む部分は一緒なんだと思いました。(教員)
・「自分らしさ」とは時代やまわりの人間関係によって築かれるものだと思った。もっとこのような機会があれば色々な考えをもって生活できると思いました。(生徒)
・今回は難しいテーマでしたが自分らしさは個性であり、趣味の話で盛り上がりました。みんなの普段見えない色々な姿が見えました。家族の前や親友の前が一番自分らしく居られる。そんな存在があることが素敵だと思いました。(生徒)



