

11月12日(水)放課後に、本校会議室にて読書教養講座を開催し、生徒34名、教員11名の計45名が参加しました。本校の永原美智代校長先生から、「ふるさと文学への誘い~詩歌に親しむ~」をテーマとして、富山ゆかりの文学についてお話をいただいたり、グループワークで短歌を制作したりと二本立てでご講演いただきました。
前半は、永原先生が高志の国文学館に勤務されていた時に携わった、企画展についてのエピソードや、富山出身の作家や作品についてお話いただきました。谷川俊太郎さんご本人とお会いされたことや、スタジオジブリと堀田善衞展、大伴家持の歌など多岐にわたってお話いただき、生徒も熱心に耳を傾けていました。
後半は、各自が自由にテーマを決め、短歌制作を行いました。生徒は、テーマから連想する言葉をいくつもワークシートに書き込み、じっくりと言葉を選んだり、友達と意見を交えたりし、思い思いに「ときめき」を表現する短歌を制作していました。
3年生は「人の考えや昔の人の思いに触れることができた。文学作品は良い物だと感じた」、2年生は「発想の広げ方をまた一つ知ることができたので、参加して良かったと思います」、1年生は「とても楽しかったです。富山の文化にあまり触れることがなかったので、とても良い経験となりました。またこのような機会があれば参加したいと思います」と感想を書いていました。